2020年01月20日

世界のウチナーンチュ大会、来年10月末に開催 3814号

世界のウチナーンチュ大会、来年10月末に開催 3814号
(沖縄県議会議員 山川典二)

 平成2年に始まった世界のウチナーンチュが一斉に集う「世界のウチナーンチュ大会」。

 7回目の大会が来年10月末(2021年10月28日~31日)に開催することになった。

 16日、玉城知事が発表した。

 平成28年の前回大会で「世界のウチナーンチュの日」が制定され、その期間中に実施する。

 県は次年度に大会実行委員会を設置し、開催に向けた本格的な準備を始める。

 世界中に約42万人のウチナーンチュ(沖縄県系人)が住んでいるとされているが、前回大会は海外から過去最高の約7300人のウチナーンチュが参加した。

 沖縄県は全国でも有数の移民を送り出した県として知られる。

 100年以上前、移民の父と呼ばれる「當山久三」の「いざゆかん、我らの家は五大州」の言葉に象徴されるように、先人達は強い意志と万国津梁の精神で海外に雄飛し、幾多の困難を乗り越え、生活の基盤を築いた。

 そしてそれぞれの地で沖縄の文化が大切に守られ子や孫にウチナーンチュとしてのアイデンティティーが継承されている。

 私は30年以上前になるが、ラジオ番組「アメリカのウチナーンチュ」を企画し、単身録音機片手に米国に乗り込み、アメリカ各地で活躍する多くのウチナーンチュを取材した。

 帰国後、ラジオを通じ放送したが大変な反響を呼んだ。

 当時の西銘県政にも「世界のウチナーンチュ大会」開催を提言したこともあった。

 昨年も県議会の代表団の一員としてロサンゼルスで開催された「米国移民110周年記念式典」に参加し、アメリカのウチナーンチュの皆さんと久しぶりに親善を深めた。

 今後の課題の一つは、沖縄県内に移民の歴史を集積した世界のウチナーンチュが交流できる「世界のウチナーンチュセンター」を作ることだ。

 民間関連団体と相談して県の支援も含め県議会議員として、その創設に尽力したいと考えている。

 そのためには、6月の県議会議員選挙を何とかクリアしなければならない。

 頑張って行きたい。

 さてそれでは皆様、この後も良いことが起きますように!

 琉歌 三千三百十四

 「ほくべいなんべい(北米南米) あふりかようろっぱ(アフリカヨーロッパ) しけえうちなんちゅ(世界ウチナーンチュ) うねはなひらち(さぁ花開き)」


 「ほくべいなんべい あふりかようろっぱ しけえうちなんちゅ うねはなひらち」


 

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Posted by 山川のりじ at 08:37 │典二の日記 (1,721)▼

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