浦添市で爆弾事故、親子3人負傷 979号
(上記は水道管のパイプなどで作られたパイプ爆弾)
7日午前6時45分頃、浦添市安波茶(あはちゃ)の民家で爆発事故が起き、家の中にいた男性(56)と長男(31)、長女(29)の3人がそれぞれ、足や首、頭にけがを負い病院に搬送されたが、命に別状はない。
しかし長女は喉にやけどを負い会話ができない状況で、父親の男性も太ももにけがを負って2人は今も入院中だ。
浦添警察署によると、父親の男性が出勤する際に、車庫に止めてあった長女の軽自動車の運転席側に置かれていた紙袋を見つけ、娘の部屋に運び込んで部屋を出ようとした瞬間に紙袋が爆発。
爆発で部屋にいた長女と父親の男性はけがを負い、廊下を挟んで向かいの部屋にいた長男も飛んできた破片で頭にけがを負った。
爆発で部屋の床は焼け焦げて約30センチの穴が開き、天井も焼けて一部破損し両部屋の窓ガラスも割れた。
消防が駆け付けた際には煙が残り火薬の臭いもしていたという。
捜査関係者によると、爆発した紙袋に入った爆弾は一種の「パイプ爆弾」らしい。
また、現場の状況などから、長女宛てのメモが発見されており、恨みによる犯行の可能性が高いとみて爆発物を置いた人物の特定を急いでいる。
それにしても殺傷能力のある「パイプ爆弾」を運転席の近くにそっと置いて逃げていく犯人の神経は理解しがたい。
早急な犯人割り出しを捜査当局にはお願いしたい。
「パイプ爆弾」はインターネットなどで紹介され簡単に作られる。
世界中から何でも手に入れることができる自由な情報社会とはいえ、無防備社会も並行して進行していることに気を付けなければならない。
想定外の事件・事故に対処しなければならない時代に突入した。
琉歌 七百三十九
「欧羅巴独逸(ゆうるっぱどぅいつ) 作曲家バッハ(うとぅわじゃしゃばっは) G線上亞里亞(じいせんじょうありあ) 肝揺るがし(ちむゆるがち)」
久し振りに”バッハのG線上のアリア”を聴いて。
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