田中聡沖縄防衛局長問題発言で更迭 585号

山川のりじ

2011年11月29日 20:57




 沖縄防衛局の田中聡局長は昨日(28日)の夜、マスコミ10社との非公式の懇談会の席で、米軍普天間飛行場の辺野古への移設に向け進めている代替施設建設の影響環境評価(アセスメント)の年内提出について、一川防衛相が「年内に提出できる準備をしている」との表現にとどめ、年内実施の明言を避けているのはなぜかという記者の質問に「これから犯す前に犯しますよと言いますか」と述べたいう。

 国や米国の防衛関係者による沖縄県民、女性をさげすみ、人権などの感覚を欠いた問題発言がまた出た。

 普天間問題を抱える沖縄の防衛局長というトップの発言だけに言語道断だ。

 先ほど防衛省は、田中局長を更迭すると発表したが、防衛大臣の責任はどうなるのか。

 局長の首を変えればそれで済む問題ではないだろう。

 沖縄県民をレイプの対象にした認識が防衛官僚の中にあること事態が問題なのだ。

 我が国の74%の在沖米軍基地に対する政府の認識を象徴的に吐露した発言だ。

 「犯す前に言うか」・・・。

 話にならない。

 



 琉歌 三百三十三

 「沖の波波の(うちぬなみなみぬ) 船灯り光り(ふにあかいふぃかい) 北極星眺め(にぬふぁぶしながみ) 夢に向かてぃ(いみにむかてぃ)」

 「沖の波波の 船灯り光り 北極星眺め 夢に向かてぃ」

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