素晴らしい竹富町の取り組み 3924号
(沖縄県議会議員 山川典二)
国民一人当たり一律10万円を給付する国の「特別定額給付金」については全国の市町村で申請業務や給付が始まっている。
沖縄県の41市町村では竹富町が一番最初に5月7日から給付が始まった。
竹富町内の給付対象世帯は2510世帯。
7日現在、全体の53・8%の1350世帯からの申請を受け付けた。
竹富町の取り組みは素晴らしい。
竹富町は4月28~30日に給付金の対象世帯に予(あらかじ)め申請書類の発送を行っていた。
そして、ゴールデンウィーク期間中に職員が役所に出て申請のあった1150世帯の世帯主本人、口座、申請に必要な添付書類などの確認や金融機関への振り込み依頼など準備を進めていたおかげで、8日に1150世帯のうち671世帯、金額にして1億4200万円が振り込まれたのだ。
残りは申請後の書類添付漏れなどが多く、再度の確認作業を行っているところで急ぎ対応するらしい。
一方県都那覇市は、世帯数が多いとはいえ25日の週から申請用紙を送り、給付は6月から7月までかかる見込みだという。
親しい那覇市議に原因を聞くと、コロナのせいで勤務形態が変わり職員が少なく速やかに対応できないとの理由には驚いた。
那覇市政は市民のところを向いているのかどこを向いているのか分からないが、全くやる気のない話だ。
何れにせよ、那覇市は竹富町の取り組みを見習ってコロナ禍の災難を克服し市民の為の行政サービスを徹底して行って欲しいものだ。
那覇市区選出の県議として、那覇市民の為に一緒にやれることはしっかり取り組んで行きたい。
さてそれでは皆様、この後も良いことが起きますように!
琉歌 三千四百二十四
「いりぬうみあがた(西の海彼方) てぃだうちてぃしじみ(太陽落ちて沈み) やがてぃふしぬゆる(やがて星の夜) てぃんにみちる(空に満ちる)」
「いりぬうみあがた てぃだうちてぃしじみ やがてぃふしぬゆる てぃんいみちる」
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