コロナ臨時交付金、沖縄へは113億円配分 3921号
(沖縄県議会議員 山川典二)
内閣府は今月1日、新型コロナウイルス感染対策で全国の自治体向けに創設した「地方創生臨時交付金1兆円」について、沖縄県に58億円、県内41市町村に55億円が配分されると発表し、沖縄へは計113億円の配分となる。
交付金1兆円の内訳は、自治体単独事業に7千億円、国の補助議業の地方負担分に3千億円。
単独事業の内訳は、都道府県に3530億円、市区町村に3530億円を配分する。
配分時期は2回に分割し、1回目は6月下旬、2回目は秋ごろの予定。
那覇市は7億2千73万8千円。
要望が多い休業要請に応じた事業者などに支払う協力金に充てることもできるが、内閣府は損失を補償する目的には充てられないと文書に明記し、あくまでコロナの影響による通常の単独事業分に充てる考えを示した形となった。
休業補償等は経産省など他のコロナ対策経済支援金が充てられる縦割り行政の意向を与(くみ)したものだろう。
しかし、コロナ感染対策の臨時交付金は2回に分ける必要性もなく緊急性があり1回で出すべきだと思し、休業要請への支払金としても一定のルールを設けて充てる必要性はある。
全国の各地域でコロナの状況は違うので、沖縄県の実情に合わせた事業執行を進め経営逼迫した多くの事業者の救済策をやるべきだ。
今は緊急事態なのだ。
縦割り行政を超えた視点と施策が求められ、コロナをきっかけに改善のチャンスでもある。
さてそれでは皆様、この後も良いことが起きますように!
琉歌 三千四百二十一
「あきがたどぅうすう(明け方を襲う) あまみじぬうむしゃ(雨水の重さ) しゅうまんぼうしゅう(梅雨) やがてぃちゆしゃ(やがて来る)」
「あきがたどぅうすう あまみじぬうむしゃ しゅうまんぼうしゅう やがてぃちゆしゃ」
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