泡盛で消毒用アルコール生産販売へ 3918号

山川のりじ

2020年05月03日 10:25


(沖縄県議会議員 山川典二)

 新型コロナウイルスの影響でアルコール消毒液が不足していることから、県内の一部の泡盛業者らは主に医療、福祉施設で使用されるアルコール消毒液代替品として高濃度のアルコール酒を製造しているが、酒税分が免除されることが決まったことから他の泡盛業者も相次いで本格的に参入し製造販売することになった。

 国税庁は今月1日、飲料用ではないと製品に明示をするなど一定の条件を満たせば酒税を課さないと発表。

 1日からの出荷分が対象となり、税務署への申請が必要となる。

 一般的な消毒液とほぼ同じアルコール度数65度の製品を先駆けて作っていたある泡盛メーカーは360ミリリットル入りの製品を税込み990円で販売しているが、酒税187円がゼロになることで酒税分をそのまま引いて販売価格を安くするという。

 この14万~5年、泡盛の売り上げが低迷していただけに、コロナウイルス感染がきっかけとなってアルコール消毒液製造が緊急事態の地域貢献と新たな地場産業製品して幅が出る可能性もあり、”災い転じて福となす”のことわざ通り業界復興の転換点になるといいと思う。

 酒税もかかわることなので国も県も行政が後押しして行くべきだろう。

 ところで、那覇市は今日も昨日にひき続き一日雨模様の天気になりそうだ。

 さてこの後も良いことが起きますように!

 琉歌 三千四百十八

 「しっちかじうきてぃ(湿気風受けて) はなぎうぇだゆりてぃ(花木枝揺れて) あかばなぬふぁぬん(アカバナの葉も) にじりひじゃい(右左)」

 
 「しっちかじうきてぃ はなぎうぇだゆりてぃ あかばなぬふぁぬん にじりひじゃい」





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