沖縄県の第2次補正予算案457億円は明日県議会で可決 3915号
(沖縄県議会議員 山川典二)
明日5月1日開会の県議会臨時会に、県は新型コロナウイルス感染症の緊急対策として2020年度の一般会計予算に457億3003万円を追加する第2次補正予算案を提出する。
補正後の歳入歳出予算額は8141億3403万円となる。
このうち、新型コロナウイルス対策の予算は前回補正の172億円を合わせ629億円となった。
医療関連では、患者の搬送、医師や入院病床の確保、オンライン診療システムの構築などに21億4503万円。
PCR検査の委託費や発熱センターの設置費、軽症者が療養する宿泊施設の借り上げ費用などに約5億円が計上されている。
また中小企業向けの経済対策として、県単独融資制度に382億8792万円を充てて金融機関の資金と合わせて無利子・無担保の融資枠1136億円を確保する。
ところで国会の方では、昨日補正予算案が衆議院で全会一致で可決され、今日参議院で可決し成立する見通しだ。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、現金10万円の一律給付などの経済対策を盛り込んだ一般会計補正予算案の額は25兆6914億円。
事業規模で117兆円に上る緊急経済対策を実行するためのものだ。
県も国もコロナウイルス対策をもっとスピード感を持って実行しないといけない。
特に個人事業者や企業経営者などの中には、夜も眠れない程厳しい状況が続いている人も少なくない。
行政として緊急の課題解決策を提示する必要がある。
県だけではなく国の予算も素早く活用できるよう現職の県議会議員として当たり前に働きお役に立てるよう活動したい。
さてそれでは皆様、この後も良いことが起きますように!
琉歌 三千四百十五
「ましらいるじゅらしゃ(真白色美らさ) にういくみしみる(匂い込め沁みる) さんにんぬはなぬ(月桃の花の) りんぬしがた(凜の姿)」
「ましらいるじゅらしゃ にういくみしみる さんにんぬはなぬ りんぬしがた」
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