高校総体(インターハイ)、史上初の中止決定 3912号
(沖縄県議会議員 山川典二)
全国高校総体(インターハイ)が史上初めて中止となった。
初めて日本で開催された東京オリンピックの前年の昭和38年(1964年)に始まった全国高校総体は、それまで各種競技の全国高校選手権を統合して行われ、国際的に活躍するオリンピック選手など多くのアスリートや指導者を輩出してきた。
今年8月10日~24日の日程で東北から九州の21位府県で30競技が行われる予定だった。
全国高等学校体育連盟(全国高体連)は26日、ウェブ会議で臨時理事会を開催し新型コロナウイルス感染拡大で生徒の生命の安全確保を優先することで全会一致で中止が決定した。
新型コロナの終息が見えない中、全国各地での予選大会が始まるタイミングも考慮し早めの判断をしたものだと思う。
高校3年生には残念な決定となった。
全国高体連の決定により、日本高野連などが主催する全国高校野球選手権(夏の甲子園)の開催も中止になる可能性が出てきた。
来年に延期された東京五輪を始め、プロ野球などの各種プロスポーツの開催時期も不透明なままでアスリートの皆さんにとっても我慢の時期が続く。
コロナウイルス感染拡大の一日も早い終息を願うばかりだ。
ところで県内のコロナウイルス感染者数は、昨日(26日)新たに3人が確認され累計で138人となっている。
そのうち回復者数は22人、入院者数92人、入院調整中1人、宿泊施設療養18人、自宅療養1人、死亡者4人。
感染経路不明者数は68人となっている。
くれぐれも手洗い、うがい、マスク着用、不要不急の外出を控えて身を守ることを徹底して頂きたいと思う。
さてそれでは皆様、この後も良いことが起きますように!
琉歌 三千四百十二
「ゆうがふうにげえ(世果報願い) ちむぬうぃぬまだま(肝の上の真玉) みがちむちあっち(磨き持ち歩き) はまてぃかな(頑張ろう)」
「ゆうがふうにげえ ちむぬうぃぬまだま みがちむちあっち はまてぃいかな」
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