沖縄県議会、ハイヤー・タクシー振興員連盟設立 3875号
(沖縄県議会議員 山川典二)
新型コロナウイルスの感染拡大で客足が落ちて影響が出ているタクシー業界の救済などを目的に19日、沖縄県議会内で「ハイヤー・タクシー振興議員連盟」の設立総会が開かれた。
会長には自民・沖縄自民党会派長の島袋大氏が就任。
副会長は公明党の上原章氏と無所属の会の當間盛夫氏、幹事長は発起人の山川典二が就任。
議連は沖縄・自民党会派14人、公明党4人、無所属の会2人の会の20人が加入した。
社民・社大・結連合(11人)、おきなわ(8人)、日本共産党(6人)など革新系与党会派の議員にも設立参加を呼び掛けたが、6月7日投票の県議選改選後に検討したいとの回答があり、急を要するだけに自民、公明、無所属(旧日本維新の会)の3会派での設立となった。
詳細は今日の琉球新報2面に記事が掲載されているの、どうぞご覧頂きたい。
ちなみに県内のタクシー台数は約4800台、従業員数は約9000名。
平成29年度の公共交通のモノレール、バス、タクシーの輸送人員はモノレールが約1814万人で全体の22%、バスが2558万人で31%、タクシーが3974万人で48%となっており、タクシーが公共交通機関としてモノレール、バスを上回る乗客を輸送している。
モノレール、バスは最終運行後の深夜・早朝は運行を停止しているし台風時も同様で、その際もタクシーが稼働し公共交通の移動手段としての重要な役割を果たしている。
コロナウイルス感染拡大の影響でハイヤー・タクシー業界が厳しい局面に立たされているのを看過できない事から議連の立ち上げとなった。
早速、来週月曜日の県議会予算委員会などでハイヤー・タクシー業界の要望などの議論を始めたいと思う。
但し、コロナウイルス感染拡大の影響はタクシー業界だけではなく観光業界を始めあらゆる業界に影響を与えているだけに、各種業界団体の救済の声を県議会としてしっかり受け止め解決する受け皿(窓口)を作らなければならないとも考えている。
さてそれでは皆様、この後も良いことが起きますように!
琉歌 三千三百七十五
「べにぬいるじゅらしゃ(紅の色美らさ) はなしがたうむしゃ(花姿面白い) でえごさちふくる(デイゴ咲き誇る) なあふぁみちばた(那覇の道端)」
「べにぬいるじゅらしゃ はなしがたうむしゃ でえごさちふくる なあふぁみちばた」
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