今年1年の県内クルーズ船キャンセルは184隻 3874号
(沖縄県議会議員 山川典二)
今日は春分の日。
一般的には三連休となる。
何時もだと、県内各地でイベントが行われ賑わいを見せているがコロナウイルス感染拡大の影響によるイベントの中止や自粛で活発な人の動きは見込めない。
沖縄県は今週からイベント開催の解禁を促しているが、コロナウイルスへの不安感と一部の風評被害の影響は大きくどこも閑古鳥が鳴いている状況だ。
那覇市の国際通りでは春休みを利用した若者など観光客の姿が少し増えた感はあるが通常の3割程度の印象で復活には時間がかかりそうだ。
ところで、昨日行われた沖縄県議会・経済労働委員会は文化観光スポーツ部所管の議案や陳情を審議した。
私は主に観光分野について質問したが、当局の答弁で今年1年間のクルーズ船のキャンセルが184隻に上っていることが判明、クルーズ船キャンセルの影響は、すべて満席だった場合約35万人の入域減少になることも分かった。
那覇港が昨年度(2019年度)、全国一の260回の寄港実績をつくり、平良港、石垣港、本部港、中城港など県内主要港湾への寄港数も増えていただけに大幅なキャンセルは辛いところだ。
また海外の航空路線は昨年3月末時点の週213便から現在週59便に減少していてさらに減便の可能性がある。
減便になるということは乗客がいないということで、海外からの観光客の入域は壊滅寸前だ。
海外便だけではなく国内便の減便も続いているので、沖縄観光への影響は大きい。
観光業界はまさに正念場を迎え頑張りどころだ。
詳細は今日の琉球新報5面に記事が紹介されいるのでご参照を!
さてそれでは皆様、この後も良いことが起きますように!
琉歌 三千三百七十四
「なあふぁぬみなとぅや(那覇の港は) とうぐちやまとぅぐち(唐口大和口) しけえうまんちゅぬ(世界御万人の) うみぬうふじょう(海の大門)」
「なあふぁぬみなとぅや とうぐちやまとぅぐち しけえうまんちゅぬ うみぬうふじょう」
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