2人目の新型肺炎感染者、那覇市で確認 3845号

山川のりじ

2020年02月20日 08:59


(沖縄県議会議員 山川典二)

 那覇市に住むタクシー運転手の60代男性が新型コロナウイルス(COVID19)に感染し重症肺炎を発症したと19日、沖縄県が発表した。

 男性は感染症指定病院で受診し現在、集中治療室で治療中とのこと。

 想定内ではあったが、県内での感染確認は2人目となった。

 男性は2月1日に集団感染が起きている「ダイヤモンド・プリンセス号」が那覇港に寄港した際、韓国人乗船客を乗せ国際通りから、また曙から他の乗船客をそれぞれ若狭のクルーズバースまでタクシーで移動したという。

 男性は14日に感染が確認された60代女性タクシー運転手との接触はなく、中国の渡航歴もない。

 県は、クルーズ船の乗客と接触した可能性のあるタクシー、バスの運転手の情報を関係機関を通じ集めていたが、278人のリストアップした名簿には60代の女性タクシー運転手も含めなかった。

 コロナウイルスへの医療検査体制の不備で検体個数が少ないだけに、感染者はまだ出てくる可能性は否定できない。

 他県では感染経路不明な市中感染の事例もあるだけに、注意が必要だ。

 自分の体は自分で守らなければならないだけに、手洗い、うがい、マスク着用を徹底したい。

 ところで今日午前10時から沖縄県議会は各会派の代表質問が始まる。

 代表質問初日は、最大会派の沖縄・自民党の照屋守之議員(うるま市区)、座喜味一幸議員(宮古島市区)、新垣新議員(糸満市区)の3人の議員が登壇する。

 さてそれでは皆様、この後も良いことが起きますように!

 琉歌 三千三百四十五

 「はるかじどぅうきてぃ(春風を受けて) くくるはりばりとぅ(心晴れ晴れと) らくらくとぅうちゆ(楽々と浮世) わたてぃいかな(渡って行こう)」


 「はるかじどぅうきてぃ くくるはりばりとぅ らくらくとぅうちゆ わたてぃいかな」

 

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