豚コレラ4例目の発生確認 3810号
(沖縄県議会議員 山川典二)
豚コレラ(CSF)の件で15日、うるま市内の養豚場で新たな感染が確認された。
発生場所は8日、最初に感染が確認された養豚場から100メートルの場所で、14日までの検査では陰性の発表だったが、一転して陽性反応豚が発見され4例目となった。
この養豚場の殺処分の対象は1825頭で、これまでの3か所の養豚場の分も合わせ殺処分数は9千頭を超える。
県内には約20万頭の豚が飼育されている。
感染原因も不明な中、まだまだ感染拡大の可能性はあるとみていい。
県は「県CSF防疫対策関係者会議」を発足させた。
一方で、JA沖縄中央会や県養豚振興協議会など県内関連4団体は15日上京して江藤拓農林大臣に早期のワクチン接種の協力を要請した。
県内の畜産業者からも一日も早いワクチン接種を求める声が上がっている。
私は県議会や経済労働委員会で、岐阜県や静岡県における豚コレラ発生を受けて、沖縄県内に豚コレラが発生した場合の対応策をしっかり立てるべきとの質疑をし県当局は「対策をしっかりやりたい」との答弁だったが、今回の豚コレラの混乱ぶりをみると県のきちんとした対策がなされていなかったことが判明し残念に思う。
何れにせよ、ワクチン接種を早くやらないと、感染が全県に広がる可能性がある。
猶予する時間はない。
焦眉の急、玉城知事を始め県幹部には早急の対応を求めたいと思う。
さてそれでは皆様、この後も良いことが起きますように!
琉歌 三千三百十
「むとぅぶやえだきぬ(本部八重岳の) さくらはなうぇだに(桜花枝に) ついぬそうみなあ(対のメジロ) とぅんじあしび(跳んで遊び)」
「むとぅぶやえだきぬ さくらはなうぇだに ついぬそうみなあ とぅんじあしび」
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